Murga

個人的に言いたいコト・主張・気持ち。

いくら飲み会をやってもそれはコミュニケーションではない

飲み会で養えるのは、

「こいつはまったくしゃあないなぁ」という、部下を甘やかせても良いと思えるようになる上司の懐と、

ヘラヘラすんませんと言っていれば許してくれる上司を持った部下の甘えだけで、

そのおかげで仕事がうまく回るようになることはない。


会社が必要としている「コミュニケーション能力」って、正確に事象を報告できたり、根拠のある理由をつけて主張や提案ができたりする、いわば客観的な視点を持った会話ができる能力だと思うんだけど、

集団でアルコール中毒になるのを奨励して、翌日からより進歩した仕事ができるワケがねえだろ。

バーベキュー会とかも同様。社員旅行なんて昭和のムラ社会じゃねえんだからいい加減にしろや。断じて友達でも家族でもねえんだから。


ビジネスコミュニケーション能力は「みんなと仲良くなって身につく」ものでも、「みんなと仲良くしないと得られないもの」でもなく、

むしろみんなとはただの仕事上の付き合いなだけで全く仲良くないからこそ、テクニックを覚えて適切に必要な会話をするスキルだと思う。

コミュニケーション能力向上施策だとかなんとかいって飲み会とか企画してる会社は一生頭おかしいまんまだからな。コミュニケーションを履き違えてんのは多くの大人たちだ。バカが。

あなたが部下から求められているシリアスな50のこと

あなたが部下から求められているシリアスな50のこと

ブックオフでのバイト経験がある僕が思う、ブックオフの買取審査や買取価格に関する話

ぼくはブックオフでバイトをしていたことがある。もう5・6年ぐらい前になるだろうか。地元のブックオフで7・8ヶ月ぐらいやっていた。珍しく楽しいバイトだった。みんな気さくで、かといってウェイ系なテンションの高さもなく、人間関係不得意な自分も楽しくバイトをしていた。

そんなブックオフだが、巷では「買取価格が安い」「審査が適当なのでは?」という話がある。これについて、元バイト店員が個人的にではあるが、弁明というか、説明というか、店員側の所感を書いてみようと思う。

ただ、これからお話するのは、2012年頃に半年間だけバイトをしていた人間の話なので、情報が古くなっているかもしれないし、自分がバイトしていた店舗での特有の事情もあったかもしれないので、あくまでご参考程度にしていただきたい。

買い取り価格は基本的に「本の状態」で決める

文庫、新書、単行本、マンガなどは、基本的に「本の状態」しか見ていない。そして、状態に応じて A・B・C みたいなランクが決まるようになっており、本の種類 (単行本とか新書とか) に応じて決まる。

つまり、こんな感じの表に、受け取った本を当てはめていくのである。

本の種類
\状態ランク
A
(とても綺麗)
B
(少し焼けてる)
C
(いきなり100円ランク)
×
(買い取り不可)
単行本
新書
マンガ

だから、「珍しい本だから状態が悪くても高く買う」ということは、殆どない。一部、人気のマンガは買取価格をプラスする、とかいうことはあったが、それでも本の状態がベースになっている。

雑誌は出版時期に応じて決まる

雑誌の場合は、半年だったか1年だったかで、他の本で言う「C ランク」みたいな付け方をしていたと記憶している。

本の状態はどう見極めるのか

「どうせバイトが審査してるんだ、買取価格なんて適当に決めてるんだろう?」と思われるだろうが、ブックオフではそのブレをなくすための仕組みを用意している。

まず、バイトとして採用された時にマニュアルを貰うのだが、この中に「本の状態を判断するためのマニュアル」というのが結構丁寧に書いてある。色焼けがどのくらいだとか、角が折れているとどうだとか、それはもう明確に、「あぁ、この本の状態は、マニュアルのコレどおりだから、A ランクではないな」とかいう判断ができる。

問題は「B ランクにするか C ランクにするか微妙な状態」をどう見極めるか、であるが、その前に、本の買い取り審査は入ったばかりのバイトは担当できない。まずは品出しやレジをしていく中で、「どんな本が100円ランクに並んでいるか」「先輩たちはどんな本をどうランク付けしているのか」を見ている。

そして、買い取り審査の仕事を始めることになってからも、しばらくの間は先輩のバイトさんや店長と、ダブルチェックで審査している。まずはそのバイトが自分が思うようにランク付けするのだが、先輩から「○○文庫は元々紙の色が濃いから、これは色焼けと判断せず B ランクだね」とか「この本はココがこうだから買い取り不可だよ」とか教えてもらう。

そのあとは基本的に一人で審査をするが、審査が終わったところで、「A ランクとした本の山」「B ランクとした本の山」をそれぞれ先輩社員に見てもらい、いわゆるレビューをしてもらうワケである。

完全に一人で買取業務ができるようになるには、一定の経験を積んで、マニュアルの唱和など知識レベルの試験にクリアして、バイトのランクが上がらないといけないバイトのランクが上がれば昇給するので、みんな昇給・昇格するために、買い取り審査は先輩や店長に認められるように、正確に行うようになるのである。

だから、そのバイト個人の感覚で勝手に安くする、ということは、バイト本人にも店側にも得がないので、やらないのである。裏返して言えば、誰が買い取り審査をしても、どの店舗でもほぼ全く同じ買取価格が提示されるし、それはつまり「ブックオフ」という会社全体がその方針を取っているワケで、それが気に入らなければ、買取価格を見てキャンセルしてもらえばいい。

あと、本の帯は捨てて売るので、あってもなくても買取価格は変わらない

CD・DVD などは商品データベースで自動的に値段が算出される

CD や DVD、ゲームソフトなどは、PC に繋いだバーコードリーダーで商品のバーコードを読むと、ブックオフが持っている商品データベースと照合して、「いくらで買い取りする」という価格が表示される仕組みになっている。全国的に、同じ商品を同じぐらいの値段で売るために (特定の店舗だけ安く売るとかしないように) なっているのだと思う。

あとは付属品の有無やディスクの傷などをチェックするが、再生チェックなんかは買い取り審査中にはしない。研磨や掃除は、買い取ったあとの売るための整備の段階で行う。

CD・DVD は、バーコードを読んでディスク面を見れば終わるので、本の買い取りができるようになってきたところで担当させてもらえるようになるが、ゲーム機や音楽プレーヤーなどそれ以外の精密機械に関してはそれ専用の知識を付けていかないといけないので、半年程度のバイトの間では担当させてもらえなかった。本の買い取りと同じで、ブックオフが定める買い取りランクをバイトにも継承していくので、そもそも継承できる域に達していないバイトにはまだ担当させてもらえないのである。

ゲーム機であれば、型番ごとの買取価格があったり、トレーディングカードもカードの種類が分かる人しかやれなかった。基本的にはそれだけのスキルを持つバイトが毎日誰かしら居るようにシフトを調整していて、これといって特技が持てていない下っ端のバイトだと、「この日は足りてるから希望出てたけどナシで」なんてこともある。逆にトレカの買い取りができるバイトが居ないような日は、社員や店長が買い取り審査をやっていた。絶対に「人が足りないから未経験のバイトにやらせる」とはしないで、「どれだけお客様を待たせたとしても、正確な買取価格を出す」方が優先されていた。

何で商品価値をちゃんと見てくれないのかというと

「あの本はレアだから」とか、「この CD はカルト人気があって」とか、それぞれ売りたい人が「高く買ってくれると思う理由」があるとは思うが、これまで述べたとおり、ブックオフは基本的に商品の状態でしか見ず、全社的なデータベースの値段をそのまま提示する。

これは、バイトが思うに、本屋として取り扱う本の専門性を高めるのではなく、様々な種類の本を幅広く取り扱うためにあえて取っている方針だと思う。

つまり、高く買っても高く売れる本を優先的に並べて、そうじゃない本は安く…といった「イロ付け」をしないことで、扱う本の偏りをなくし、「色んな本が置いてある本屋でいること」を目指しているのだと思う。こうすることで、逆にあまり目立たない本を欲しいと思っている人の役にも経つ。「専門的な本屋にはないけど、もしかしたらブックオフになら逆に埋もれているかも?」と思ってもらうことを、ブックオフとしては大事にしているのかな、と思う。

自分も実際に、バイトで買い取り審査をしながら「ウワーこの本、レアモノじゃん!!俺なら1万円で買うわ!!」と思うような写真集が持ち込まれたことがあったが、「僕はコレがレア本だと知ってるんですが、でも角が少し折れてるので50円。」「(先輩) その判断で OK!」ってな感じで値段が決まったことがあった。値段が高い方にも低い方にも、バイト個人の主観は絶対に混ぜない、混ぜさせないように仕組み化されている。

ちなみにバイトも自分の店舗で本は買えるが、暗黙の了解で自分が買った本はなるべく買わず、100円コーナーに落ちるまで (3~6ヶ月程度かかる) 店舗に並べておくように配慮していた。何らか不正をしようと思っても、必ずバイト仲間は分かるので、自分も前述の気になる写真集は自分で買うことはできなかった。

いずれにせよ、そうやって「レア度」みたいなある種の主観を混ぜないことで、満遍なく商品を取り揃えることを目的としているから、人によっては買取価格が安いと思われることが発生するのかなと思う。

これはもうブックオフという組織の方針だろうし、前述のとおり買い取り審査の基準なんかは全社的にマニュアル化されていて、バイトにもそれが継承されているし、バイト自身は昇給昇格のためにそれを守ることが得になるから不正はしないだろう、ということだ。やはり、残念ながら、買い取り価格に不満がある場合は、審査してもらってからキャンセルするしかない。一部の本だけ買い取りを止めてもらう、といったこともできるので、キャンセルしたければ遠慮せずキャンセルしてもらった方が良いだろう。

今は色々と違うかもしれない

最近ブックオフに行くと、背取り対策なのか、単行本だけでなく、文庫や新書など、どの本にもバーコードを隠すようにブックオフの大きめな値段シールが貼られるようになっているようだ。

自分がバイトしていたときは、ハードカバーの単行本にだけバーコードを貼り始めた時期で、それまでは四半期ごとに色分けされた小さめの価格シールをバチバチ貼っていた。「1~3月に品出しした本は緑色の値段シール」みたいな色が決まっているので、「半年以上売れていない本」はこの値段シールを見て分かる。そして半年以上売れていない本は、100円コーナーに移動してまた半年ぐらい寝かせて、それでも売れていなかったら処分、というライフサイクルだった。

売る時にバーコードを貼るようになっていることからすると、もしかしたら、買い取り審査のときも、本もデータベースと照合するようにやり方が変わっていたりするかもしれない。この辺はもう分からない。ただ、ブックオフとしての方針は、前述のとおり「様々な本を幅広く扱う」というところから大きく変わってはいないだろう。

人が思うより買取価格が安いと思われる理由は、こういう組織の方針だろうと思っていて、自分はその方針を割と好きでいるから、自分は今でも本を売る時はブックオフを使っている。そして、バイトであっても不正をするメリットがないから不正はしないし、買い取り基準は組織的にマニュアル化されているから、間違っても適当に審査しているとは思わないでもらいたい。現にぼくが本を売る時、予め自分が予想した買取価格から数百円単位で金額がズレたことはない。今でも基本的には本の状態ベースで見ているという証拠だと思う。