Murga

個人的に言いたいコト・主張・気持ち。

話が通じない時に感じる怒りへの対処法

業務中、時間を無駄にしたくないのに、頭の湧いた後輩がボケーっと人の話を聞き流しているので、ついイライラしてしまう。

正確に話をしない上司にイライラしたこともあるし、自分はかなり細かく正確に伝えているが、それでも抜けていく。じゃあ大雑把に伝えて本人に考えさせるかと思うとそれも出来ない。あぁコイツはどっちも出来ないクソ無能だったっけ、期待しちゃいけないんだったわ。

なんていう風にイライラと冷静を繰り返していて、段々イライラの方が増えてきたので、ここいらで真面目に、相手に話が通じていない (相手に理解力がない) 時に感じる怒りへの対処法を考えてみる。

(なお、こちとら性格ひねくれてるので理解できない相手が10割悪くて私は 1% も非がないです。本題はそこではなくて俺がイライラせずに済む方法を考える、というところです)


話が通じない人ってこういうところあるよね、というだけの愚痴記事。イライラすることに共感はするが、何故その人がそういう話の通じない人間になってしまったのか、どうしたら話が通じるようにできるか、という対策にまで至っていない。


自分の中で怒りをどう対処するか、という知恵。とても心が穏やかになった。

怒りを感じる時は自分のルールに相手が違反した時です。
それは自分の中の常識や論理的思考という会話のルールに、相手が無意識のうちに違反しているからです。
つまり絶対にわかり合えないということです。
だからまず相手に分からせるという努力を放棄しないといけません。
途方もない時間と労力をかけない限り、相手にあなたのルールを理解させることはできません。
自分のルールを理解してほしいと期待するほど、失望は深くなり、怒りは強くなってしまいます。
安心してコミュニケーションを諦めましょう。

学生の頃、国語のテストで「花子は○○と言ったが、○○とは何のことか?」といった問題がありましたよね?
日本語として答えが決まっている問題です。それなのにセンター試験などでも正答率は60%前後です。
日本語で『意図』を質問されているのに、平均で60%くらいしか通じていないのです。
そこに色々な常識や立場といったノイズが混ざるので、普通は半分以下しか通じないと思ったほうがよいです。

物理的に怒りを発散するには、大声を出す、全速力で走る、ひたすら愚痴る、などがあります。理想的ではありませんが、それでも無理に抑え込むよりずっとマシです。

6畳一間の中に粗大ゴミがあれば、目障りでしょうがないと思いますが、100畳の部屋の中に粗大ゴミがあっても、それほど気にならないでしょう。
心を広く持ちましょう、と言われても簡単にできることではありませんが、比較対象を大きくするだけで、目の前の問題は小さなことに思えてきます。
私のオススメは自分の大きな目標について考えたり、5年10年先の未来について考えることです。 昨日、今日、明日のトラブルなど5年後の未来にたいした影響はありません。
どうでもいいことです。

怒りは自分が本当に好きなことや得意なことをはっきり認識する機会にもなります。
怒りを感じるということは、自分がその分野において人より優れていることの証明でもあるのです。

言葉の表現方法を変えると心が整理される
「どう考えても自分は正しい、それなのに状況は変わらない、あ~超ムカつく!」
試しにちょっと言葉の順序を入れ替えてみましょう。できれば声に出して読んで見て下さい。
「状況は変わらない、それでも自分は正しい。」

「自分の行きたい方向を見ろ」
「どうやったら障害物をどかせるか?」とは考えない
どうすれば自分の進む方向=自分の思考をコントロールできるのか?
「この怒りを解消するには?」
とストレートに考えると、仕返しや相手と戦うといった反撃方法しか頭に浮かびません。
「この怒りをエネルギーに変えるには?」
と考えれば、怒りを生産的なエネルギーに変える方法が見つかります。


アスペとか ADHD とかではなく、もう少し悪意を持って低レベルなコミュニケーションをとってくる相手への話。甘ったれたヤツには一度ブチ切れておこう。

訳の分からない理不尽な文句を言われた場合、
今後も関わる必要のない人間だったらシカトする。
今後も関わる可能性がある人間だったらブチ切れる


自分の水準を相手に強要しても仕方がない。指示する側が優秀だと起こりやすく、解決しにくい。なぜなら優秀な指示者の方には「誤りがなく、非がない」から。

相手の水準に合わせていくにはコミュニケーション量が必要、という。

人は自分に余裕がないと、相手に「自分と同じ水準」を求めてしまう
普段は、相手が保有するバックグラウンド、つまり今までの経歴や知識量を推し測りながら会話することができても、自分に余裕がなくなったとたん、無意識のうちに、「相手のレベル=自分と同じレベル」としてモノを考えてしまう

自分に余裕がないときこそ、客観性を保つため、熱くならずに一歩引くアクションが必要になります。相手と向き合ったときに、目の前の人間がどのような人なのか?新人?取引先?同僚?一歩引いて再度明確にする

相手を気遣うために「自分が相手の立場だったらこうする」という考え方をとることがありますが、これはある意味危険なのです。「相手は自分ではない」のだから、単純に立場を置き換えてシミュレーションすることが必ずしも正しいとは限らない

スーパープレーヤーは目線を相手目線として設定することの必要性を頭で理解しながらも、適切にコントロールすることができないのです。
特に天才肌のタイプの人は、若い頃から自分では「やれて当然」であるが故、「なぜ、相手はそれができないか」を理解することが困難なのです。できない人の気持ちや思考回路が理解できないわけですね。
このようなすれ違いを感じた際に必要なのは、前述の「相手に求める水準を適切なレベルに設定する」ためにコミュニケーションの質・量を増やすといった地道な関係作り・相互理解以外に、解決策は無い

「人と人は分かり合えない」という前提から出発したときに、どこまで歩み寄れるか?


人は自分が知りたいことしか聞こうとしないし、やりたいことしかやろうとしないから、聞きたくなるようなこと、やりたくなるようなことを言うように仕向けていく。

  1. 受け手の言葉を使わなければコミュニケーションは成立しない。
  2. 人間は知覚することを期待しているものだけ知覚する。
  3. コミュニケーションと情報は別物だが依存関係にある。
  4. コミュニケーションは常に受け手に何かを要求する。

その他、読みたい書籍。

  • 細谷功 - なぜ、あの人と話がかみ合わないのか

なぜ、あの人と話がかみ合わないのか (PHP文庫)

なぜ、あの人と話がかみ合わないのか (PHP文庫)

  • 加藤諦三 - 「話が通じない相手」にイライラしない心理学

「話が通じない相手」にイライラしない心理学―対人関係のストレスをとるヒント

「話が通じない相手」にイライラしない心理学―対人関係のストレスをとるヒント